2008.9.7記述
過去3回開催されている新潟県の
大きな芸術祭の総合ディレクター
新潟県高田出身
大地の芸術祭-越後妻有アートトリエンナーレ
トリエンナーレということで3年に一度。来年が4回目になる。
来年こそは行くぞ。
彼の新潟日報でのリレーエッセイ「えちごの風」が興味深かったので抜粋
1,300万人の東京は田舎者の町である。軽佻浮薄(けいちょうふはく)に流行を追い、内容のない政治メッセージに付和雷同する田舎者の都市に、うんざりもしているのだ。
東京には、お金と情報が集まっている。消費と刺激、競争とハッタリのまちだ。電車に乗れば半分ぐらいの人々が黙々と携帯メールを打ち、ラッシュ時は人を蹴落として乗車する。
子ども達は教育再生という名の下に、小学生から競争社会に突入を余儀なくされそうだ。
まあ、このコラムにも前後があるのでコレだけを云々言えないけど。
しかし。
フラムさん。本名とは。平田オリザ氏もこれまた本名で。次回は彼の事を書きます。
<新潟市美術館>国宝展示「認めぬ」 管理に問題…文化庁
かびや虫が展示室内で発生するトラブルが相次いだ新潟市美術館で4月下旬から開かれる企画展「奈良の古寺と仏像」について、文化庁は9日、国宝1点と重要文化財(重文)14点の仏像計15点の展示を認めない方針を決めた。
一連のトラブルで、同美術館の運営管理に問題があると判断した。
同市は既に同展のPRを始めているが、企画展の目玉作品の展示が困難となる事態となった。
同美術館では09年7月に展示作品にかびが発生したのに続き、今年2月、クモなどの虫が30匹以上確認された。
平城遷都1300年記念の同展(4月24日〜6月13日)では、中宮寺の国宝「菩薩半跏(ぼさつはんか)像」を地方美術館としては初めて5月25日〜6月6日に特別公開。法隆寺の観音菩薩立像など重文を含む計44点を展示する予定で、既に前売り券も販売されている。
国宝や重文を展示するには、主催者が文化庁に申請し、許可を得ることが必要だが、文化庁は一連の事態を問題視。「施設の運営管理が不適切で、国宝などの展示は容認しない」(美術学芸課)との方針を決め、市にも伝えたという。
市は9日に対策会議を開き、予定通り開催する方針を確認。篠田昭市長が近く文化庁へ説明に出向くという。
この問題で篠田市長は、北川フラム館長を31日限りで更迭することを決めている。