おそいひと
住田雅清容疑者。42歳、重度身体障害者。
「観客席から矢を射ってくる人がいるんじゃないか。上映前はそういう思いにさいなまれましたね。でもこれは暴力を助長する映画じゃない。むしろその逆のことを描いた映画です」。映画『おそいひと』は重度の障害を持つ男性・住田雅清さんを主演 男優に起用した異色作。柴田剛監督談
公開前は一部の映画館、福祉団体から「イメージ悪化の恐れがあり障害者差別を助長するのでは」との声が上がったそうだ。
主演の住田氏は「障害者は[保護が必要な人]だと固定観念を持っている人の発言」だと指摘。「殺人を扱った映画は数多くあるのに障害者が演じれば[差別を助長する]と言われる。これほど差別的な表現はない」と憤ったそうだ。
さらに「映画が障害者を理解するきっかけになり困っていたら声をかけたり、手助けする人が増えて欲しい」と笑顔を見せた。と新潟日報8/20。
この映画に興味を持って検索していたんですが、最近、ミニシアターなどでは「大音量の日」ってのがあるみたいです。
この映画、もちろんかなり難しい題材で賛否両論な評を目にしますが、音楽がまた特異らしく、その「大音量の日」に観てよかった人と毒づく人と半々です。
レンタルにはならなそうだけど、チャンスあらば観てみたい