「コンセント」より「アンテナ」の方が面白かった記憶あり。
ファーストネームがカタカナになっている人は「最近の人」でくくってしまう
例えば、田口ランディ、山崎ナオコーラ
「人のセックスを笑うな」あんまり面白くなかったかな
39歳の女と19歳の少年の恋の話だったけど
同じ39歳としてイマイチ入り込めなかった…映画も興味なし〜
さて本題。
タイトルに惹かれて、カバーのアッサリ感に惹かれて図書館で借りた
私はまったく軟弱だなと思う。それでも死ぬまで旅を続けたい。遠くへ、近くへ、外へ、内へ。沖縄、カンボジア、広島、タスマニア、旅をしながら聴いていたのは、遠くから響いてくる内なる鼓動だった。
目次
旅人の心得
石垣島の宝物
みんな宇宙なんだね
沖縄への旅の始まり
マヤ民族の聖なる時間
のんだくれの匂い
水の夢、水の記憶
…
バハ・カリフォルニア便り
過去への回路
アルタイのギフト
イライラを生きる
タスマニアの鼓動
…
八重山の「御嶽(うたき)」にうっかりはいってしまったエピソードやら、旅にまつわる話もかなり面白かったのですが
深〜くうなずく箇所がたくさんあったので記します
イライラを生きるより
他人がグズでのろまに見えて腹立たしく思うようになったら
自分の方が具合が悪いのだと思って間違いない。
自分が頑張りすぎていると他人は全てマヌケに見えてしょうがない。
イライラとは、自分の思い通りに物事が運ばない時に、人間が陥る心理状態の事だ。
「わはは、何もかもが自分の思い通り。絶好調だぜ」
などと感じる時は、かえって危険だ。そういう時は自分が知らないうちに周りの人を思い通りにさせてしまっている。…略…
思い通り……というのは、実は「あるべきようになる」という事であって、自我とはあまり関係ないように思う。
「若い自意識の悶絶」
不満に対する忍耐力が異常に少なく、ちょっとでも不満な事があるとその不満が私の頭の中を占領してしまって私は不満ガスで頭がパンクしそうになってしまうのだ。時が経てば忘れるとか、いつか気にならなくなるとか、そういうことは考えられなかった。今この時、不満である事は永遠に続くかのように錯覚しており、その不満に日々耐えて生きている事のなんと辛く苦しかった事か。
田口氏は35歳を過ぎるまでの自分をこう表現しているが、もうすぐ40の私は未だにそうである。
30歳を過ぎると、自分の癖を直せるかどうかで、その人のその後の人生がだいぶ左右されるような気がする
今からでも遅くないよね。
しかし田口ランディさんを検索してみたが、ネットでそうとう叩かれていた。盗作疑惑だとか。