周の3歳誕生日のプレゼントのひとつに京都からババールがやって来た
しっぽを引っ張るとオルゴールが鳴るんだよ
しゅうままは、フランスから来たぞうさん、としか知らなかったので、図書館から絵本を借りてきました
先月購入したバーバパパの絵本もそうだけど、フランスのキャラクターは色がとても美しい
ババールもバーバパパも「バ」で始まるのは単なる偶然なんでしょーか
さて、この「ババールの123」
ババールのこどもたちの「ポム(りんごちゃんてところでしょーか)」「フローラ(花ちゃん)」「アレクサンドル(たろーくん?)」が、仕事の忙しいパパと一緒に遊びたいんだけど、お外に出掛けてみたものを報告することになっちゃって
いきなり頭のハゲた日本での表現とは違うペリカン「1」わ
なぜかタキシードに蝶ネクタイで描かれる事の多いワニ「5」ひき
妙に足ががっちりしたハゲたダチョウ「6」わ
フランスのカラー、トリコロールの傘をさしたぞうを「7」ひき(君たちもぞうじゃないか?)
日本人の私には鶴にしか見えないコウノトリ「10」わ(何故なら赤ちゃんを運んでいないから~)
と、ちょっとツッコミを入れながら説明してみました
あいにく携帯からのブログ投稿は1枚しか写真添付できませんです
最後、ババール父さんに報告した後、父さんは20まで教えてくれるんだけど、アフリカの角2本の草食動物とか描かれていて、お国柄を反映してます(植民地名残ですかね)
さらに最後の最後に数えられた「証明書」があって、ワックススタンプでリボンが留められているイラスト
日本の「表彰状」みたいな表現なんでしょーけど、素敵です
**********************************************************080530記載
【ぞうのババール】
これが第一巻ですね
ババールはアフリカでママを殺されて逃げ出します
街にたどり着いて大金持ちのおばあさんに助けてもらいます
勉強を
教えてもらったり
サバンナでの暮らしを
みんなに話したり
そしてまた象の暮らしに戻り
王様になってしまいました…
なんだか凄い話です
そして違和感
amazon書評に「これだ、引っかかってしまうのはこれだ」どいうレビューを見つけました。
作者はフランス人で、ヨーロッパがアフリカやアジアにたくさんの植民地をつくっていたころの時代の人。ぞうたちは、教養のない馬鹿な(ほんとはそんなことない!)植民地の人たちで、人間はフランス人を代表とする支配者側の人たち。ババールは、教養がなかったけれど、人間のおかげ(支配者たちのおかげ)で知恵と文化を得て、無教養なゾウたちをしはいすることができた。ゾウたちもそれでしあわせになった。と、ヨーロッパ諸国の帝国主義がぷんぷんにおってきて、いやなのは、わたしだけでしょうか。でも、おばあさんがゆめをかなえてくれる、と、こどもたちは好きなので、しぶしぶながら☆3つです。