カーサ・エスペランサ
これも観ていた…
え、深夜のBS2を確か途中で眠くなって観られなかった
と記憶していた自分は間違っていた…
まあ、じっくり詳細まで観られたから良いけれど
借りた2本とも「既に観ていた」作品だとは
全く認識してなかった自分に…
るねっさーーーんす(涙
※2本とも「子どもを産む女性の業にまつわる痛み」を描いた共通点
話は、メキシコに養子縁組に来た6人のアメリカ人女性とメキシコの貧困のコントラスト
ティーンで妊娠してしまう事の多い国情、ストリーチルドレンは逞しく、
失業した男は偽造パスポートを夢見る
アメリカ人女性の一人(アイルランド出身のスーザン・リンチ)が、自分にもし娘が来たら、二人でお菓子を作って、雪道を手をつないで歩いて…などと部屋を掃除に来たメキシコ人のメイド(ヴァネッサ・マルチネス)に夢を話す場面が印象的。
メキシコ人のメイドには英語は通じないが、彼女もそんなアメリカ人の女性の話を「目にして」、自分も4歳になるエスメラルダという女の子を育てられず養子に出したが、あなたの様な人に育てられているといいわ、と涙ぐんでスペイン語で話す場面。
言葉は通じていないけど、心は通じていて
最後にそのアメリカ人女性に養子縁組が上手く行き、赤ちゃんと対面する前に
「名前はエスメラルダにするの、決めたわ」と話す
自分になかなか子供が出来なかった時に、いろいろこういう事を想像したりした過去を思い出した。
実際に子供にはどう接しているのだ自分は
と反省するきっかけになったのかもしれない
養子縁組斡旋するホテルの女将リタ・モレノ(ウエスト・サイド物語に出演)も
夫が政治的要因で国外追放になって
アメリカ人女性6人のバックグラウンドもそれぞれに痛みを背負っている
マギー・ギレンホール/ダリル・ハンナ/マーシャ・ゲイ・ハーデン/スーザン・リンチ/メアリー・スティーンバーゲン /リリ・テイラー
ジョン・セイルズ監督作品
ロザンナ・アークエット主演
「ベイビー・イッツ・ユー」