1.枕元、足元にガラス片が散乱しているか、確認しろ。
2.家の中でスリッパを履く癖をつけろ、寝る時も枕元に置け。
3.寝る時、眼鏡はハードケースにいれておけ。
4.揺れて家具の転倒から家人の身を守る為、覆いかぶさるときでも下の人が動ける程度の余裕を取れ。
5.何も倒れて来ない空間に座り込め。
6.枕元にライターか懐中電灯をおけ。
7.薄型冷蔵庫は倒れる。
8.深呼吸して「さて、どうする」と声を出せ。
9.玄関に行けるものなら、ためらわず靴を履け。
10.トイレも安全でない。
11.見える範囲で外を見て、煙・炎を確認しろ。
12.携帯ラジオを用意しろ。
13.逃げる前に、なんでもいいから服を重ね着しろ。
14.例え10メートルでも家族と離れるな。
15.隣人の戸を叩け、隣人と話をしろ。
16.窓を開けるようなどと考えるな、震度7なら施錠した窓も全開する。
17.陶器のコップはなくなる、紙コップを用意しろ。
18.携帯コンロを用意しろ。
19.逃げ出す前に誰でもいいから、一人に自分の無事を連絡しろ。駄目ならすぐあきらめろ。
20.冷蔵庫を確認してコンセントを入れろ。冷蔵庫は貴重なスーパー。
21.マンションの上層部に住んでいるなら、すぐ飛び出さず様子を見ろ。火事もなくミシミシと音もしないのなら落ちつけ。
22.慌てて階段を降りるな。余震で振り落とされる。
23.火が出たら逃げろ!逃げろ!
24.エアコンは降ってくる。
25.寝室に箪笥は置くな、どうしても置くのなら耐震器具をつけろ。
26.必ず軍手をしろ。
27.地震後、家で寝るのなら物が倒れて来ない場所(玄関先)で寝ろ。
28.水道をひねり、水の出を確認しろ。
29.鍋、釜、ペットボトル等あらゆる物に水を溜めろ。
30.ガス臭がしないのなら電気をつけろ、光は気が落ちつく。
31.高価なグラス、陶器は買うな。10秒でゴミになる。
32.歩道には段差、路面には穴が空いている。
33.自動販売機は早い者勝ち。
34.家族で避難場所、集合場所を決めておけ。
35.避難所までの道は幾通りも調べておけ。道は遮断され通れなくなる。
36.避難するなら1分でも早くしろ。避難所はすぐ一杯になり、通路や玄関で寝ることになる。
37.避難準備の最中でも、外の確認は怠るな。
38.できるだけ大勢で行動しろ。
39.大きなバックにパン・菓子などなんでもいいから食べ物を入れて持て。
40.梅干し・のりがあれば、配給のおにぎりにも味がでる。
41.避難する時、毛布と布団は必ず持ち出せ。避難所の床は冷たい。
42.貴重品は諦めろ。火事でもないかぎり、いつでも取り出せる。
43.どうしても貴重品を持ち出したいなら、枕元・耐火金庫へ。
44.隣人は心強い味方。例えばどちらかがラジオを持っていれば十分。
45.ラジオ・懐中電灯は、電池サイズが単1・単3のものは買うな、サイズの違うものを買え。売れ残りは他のサイズだ。
46.避難所は配給が一番最初に手に入る。
47.老人・子供を優先しろ。非常時でも人の道を忘れるな。
48.一戸建てならすぐ家から飛び出せ。隣人より我が家が先に倒れると思え。
49.家が焼失・倒壊なら、一日でも早く肉親・知人宅へ。
50.避難したら、髪の毛には毎日クシをいれて、地肌に空気を入れるといい。
51.避難所は情報も最初に入る。
52.地震後数日は、水と食料を背負え。いつまた地震が起きるか判らない。
53.予備のガスボンベを買え。
54.日頃から紙製の皿・コップを備えておけ。
55.非常用の持ち出し袋は玄関先に吊るせ。押し入れ・居間においても無駄。地震後は1メートルも動けないと覚悟しろ。
56.子どものいる人は、子ども用の靴も入れておけ。
57.余震が怖い。家の片付けは日中済ませ、避難所に戻れ。
58.家を離れる時はブレーカーを落とすな。コンセントは冷蔵庫を残して全部抜け。
59.女性はセイリ品を用意しろ。下着が汚れない。
60.服は多めに着ろ。一度体を冷やすとなかなか温まらない。
61.二段ベッドは地震に強い(移動はするが、倒れない)>
62.地震後数日は片付けで家に戻る時も、避難所に居場所を残して戻れ。
63.精米はトギ水がいる、胚芽米を食べろ。
64.水・食料の確保は、とにかく並べ。被災地での最大の仕事は並ぶこと。
65.インスタント麺のカップは捨てるな。どんぶり、便器に使える。
66.インスタント麺も水がなければ食べられない。水は貴重、カップ焼きそばなど論外。
67.大便は新聞紙の上でして包み、コンビにのビニールに入れて密封しろ。
68.電話番号はできるだけ記憶しておけ。手帳、バックは探せない。
69.携帯電話は重宝。
70.予備の電池は買っておけ。
71.学者の言う事は信用するな。地震予知もできないのに、余震など判らない。
72.ラジオはNHKより地元局を聞け。地元に必要な情報が入る。
73.避難所での話は輪に入り、できるだけ情報を手に入れろ。
74.テレビ、ラジオ以外の情報はあてにするな。被災地ではデマが飛ぶ。あそこに水・食料がある、の多くはデマだと思え。
75.しょっちゅう水を手に入れてくる人に注目しろ、情報の入手が早い証拠だ。
76.子どものオムツを持ち出せ。
77.お尻拭き用濡れティッシュも持ち出せ。
78.屋根があり生活できるなら、交通網をチェックしろ。交通機関はみるみる回復する。慌てれば、人の殺到パニックに巻き込まれる。
79.自衛隊はあてにするな。すぐには来ない。
80.民間人は最高のボランティアである。
81.風呂の残り湯は捨てるな。
82.水用のポリバケツを買っておけ。
83.ゴミ用のビニール袋を用意していけ。
84.キャリアカーを変え、軽量のものがいい。
85.ゴミ用ポリバケツの中に、ゴミ用のビニール袋をセットして、キャリアカーで配給所まで運んで、それに水を入れる。一度に楽に大量の水が運べる。
86.風呂桶の中に段ボールで区切りをつくり、それにビニールに入れた水を入れる。
87.蓋のない容器はみずを入れて風呂場に並べろ。水がこぼれても床が濡れない。
88.洗顔後、歯磨き後、家事後の汚水は、詰まる物がないかぎりトイレのタンクにいれろ、一滴の水も無駄にするな。
89.お茶のパックも水の節約には必要。
90.湯沸しポットを買え。
91.雨が降ったら、地割れ、地滑りを警戒しろ。
92.雨なら軒先に汚れた皿・コップを並べろ。飲料水にはならないが、汚れは落ちる。
93.汚れた皿もラップを巻けばキレイな皿になる。
94.倒れた家具を元に戻そうとするな。同じことの繰り返しだ。
95.L字型でなくとも、金具・ワイヤーで家具を固定できる。
96.アルミ箔鍋インスタント麺は、容器を鍋に使える。
97.最高の援助者は大手スーパー、個人、自治体の順である。
98.冷凍食品はストックしておけ。レンジを使用するものより、お湯で温めるものの方がよい。
99.政府など行政の援助はあてにするな。
100.病人用の清拭剤を買え。
101.水なしで洗えるシャンプーを買え。
102.洗剤は、おしゃれ着洗い用の発泡性の低い物を使うと、水を節約できる。
103.液状歯磨きも発泡性は低い。
104.細かな時間の経過を気にすることなど、被災地では無意味だ。
105.ライフラインで復旧する順は、電気、水道、ガスで、電気は一番早い。
106.液状化現象の埃・瓦礫の処理で、防塵マスクが必要になる。
107.娯楽番組で気分を紛らわせろ。緊急情報はテロップでいつでも流れる。
108.自転車は最高の移動手段。