縞模様のパジャマの少年借りてくるDVDのトレイラーで何度か目にして
気になっていた作品を深く考えずに鑑賞。
少年は息子と同じ8歳で、無垢なこどもの無垢な想いが
衝撃的な作品で思わず傍らに眠る息子を抱き寄せた。
※父親役のデヴィッド・シューリスが英国監督マイク・リーの本邦初公開作「ネイキッド」で非常に衝撃的な英国を描いていた作品の主人公で(ちょうど渡英前に見て、トレインスポッティングと同じ頃)個人的には再会が嬉しかったのもつかの間。あまりにも突き放されたエンディングに沈痛な想い。
会社で同僚にその映画の話をしたら、貸してくれた作品がこちら。
LA VITA E BELLAライフイズビューティフル有名な映画ですが縁がなく、しかも
何で貸してくれたか途中までまるっきり忘れていた。
なんとなく「トト・ザ・ヒーロー」「ニュー・シネマ・パラダイス」的なものだと思い込んでいた。
しかもベニーニは「ナイト・オン・ザ・プラネット」「ダウン・バイ・ロー」でしか見たことがなく
よう喋るオッチャンという認識しかなくて。まあ、よう喋る喋る、落ち着きないし。がしかし
…途中から縞模様のパジャマが…
こちらの少年はまだ台詞を読めない5歳でしたが
無垢な少年という題材では同じ。
ただし天と地ほどのエンディングを、コントラストを
短期間のうちに2本観てしまったのは人生のご縁。
またスヤスヤと眠る息子を抱きしめた夜でした。
ベニーニの「愛」が素晴らしかった。
極限で果たして人間はこのように振る舞えるのだろうか。
Buonjiorno Principessa
「ソフィーの選択」を母となった今、どう鑑賞するか。
これも20年振りに観たいものである。