私が子供の頃は、普段上がれぬ家の屋上の物置に
ハシゴをかけて、昼の熱で熱くなったコンクリにゴザをしき
爺さんや父はビールに枝豆
子供達は普段上がれぬ柵のない所に
興奮していて、滅多に土手まで観に行かなかった
高校生になって友達と連れ立ち
コッソリ自販機で缶チューハイや
ペンギンの絵のビールを悪ぶって呑んでいたなぁ
花火、よりも、自由な時間と振る舞いが
楽しかった
みんなほど花火に夢中になれない癖に
息子ちゃんに合わせ、観れないと
なんだか損をしているような
欲張りな自分が顔を覗かせる
息子ちゃんが一歳の花火は
喘息で入院した病院の8階から
二歳でやっと自転車で
間近で観たのだったか…
真下で見上げた全長数キロ同時打ち上げの
復興祈念花火フェニックスには
鳥肌がたち、フェニックス募金の兄さんの持つ箱に
野口英世を入れずにおれなかった
息子ちゃんが4歳あたりから
花火の爆音に怖がり
近くまで観にいけない
行っても楽しめなくなってしまったな
去年はらゆを訪ねる香港が一大イベントだったけど
今年はまるで予定がない
バンコクあたり行きたいんだけどね
寝たきり婆ちゃん気になり
身動き出来ません