十日町市大白倉/小白倉
国道なのに急に一車線に狭まり
家々を縫うように蛇行する峠道
大阪から奈良に抜ける「暗がり峠」が日本で一番の狭い石畳の「国道」か?
-------------------------------
09.2.23記載のこの記事に繋がってます
第5回 美しい日本のむら景観コンテストの農林水産大臣賞受賞
小白倉は、茅葺(かやぶ)き民家を中心に、約40戸が谷あいの斜面に寄り沿うように 軒を連ねている集落である。
かつて、過疎の波が村々を襲い、次々と周辺の集落から活気が抜けていく中、 この集落は、みんなで知恵を出し、錦鯉の養殖や、茸、山菜の栽培、しめ縄の 生産などを成功させ、地域の活力を生み出して乗り切った。
最近では、県内の大学の研究グループとの交流や、イギリスの建築専門大学の 合宿の受入などを通して集落景観に対する認識を深め、学生と共同で茅葺き民家の 保存活用についての調査を進めている。
集落のたたずまいからは、そこに生きる人たちの力が、静かに伝わってくる