キツすぎるあくまでフィクションとしての映画だけれど、どう考えても現実にあること。
人間の欲望は怖い。生きたままの臓器売買もさることながら
ペドフィリア志向の吐き気を催す性の氾濫と、そうしなければ生きられない人間。
原作とエンディングのオチがことごとく違っていたのもショック。
阪本順治氏はよくこの原作をビジュアルにしたと思う。
もし観るチャンスがあるなら覚悟が必要だと思う。
以下は2011.3.31記述。
タイが舞台
臓器売買/児童買春
ちょっとトレイラー観ただけだけど
怖くて観られない
梁 石日氏でしたか…
すやすやと眠る周を見ていると
どこかで想像を絶するような目に遭っている
ニンゲンがいることを考えて、胸がぎゅーーーーんとなります
朝日新聞の記事に阪本順治監督は「とりあえずたじろぐしかない」と。
別の記事では「(映画作りの)やり方を間違えたら誰かを傷つけて、
おれはこれで終わるかもしれないとゾッとした」と語ったという。
ペドファイル(幼児性愛者)による残酷な虐待シーンもあるという。
「子供の尊厳を奪うとか、搾取とか言っても目の当たりにしないと分からない。
だから今回子役達に頑張ってもらってあからさまに描写したんです」
容易に傍観者になり得ない現実をつきつけているという
1989年 - 「どついたるねん」1990年 - 「鉄拳」
1991年 - 「王手」
1994年 - 「トカレフ」
1995年 - 「BOXER JOE」
1996年 - 「ビリケン」
1997年 - 「傷だらけの天使」
1998年 - 「愚か者 傷だらけの天使」
2000年 - 「顔」2000年 - 「新・仁義なき戦い」
2002年 - 「KT」(1973年に発生した金大中事件を脚色した作品)
2003年 - 「ぼくんち」
2004年 - 「この世の外へ クラブ進駐軍」
2005年 - 「亡国のイージス」
2007年 - 「魂萌え!」
2008年 - 「闇の子供たち」
2008年 - 「 カメレオン」
藤山直美の「顔」よかったよ。トヨエツ目当てで観たけどさ。
*****************2008.8.1記述
図書館で借りた本を読み始めました
明け方もの凄く怖い夢を見て、大きな声で叫んで
周が「おかーさんどうしたの」と夢から覚まさせてくれた…
それだけ強烈な文章…潜在意識の何かを呼び起こしてくれたような。
実際旅をしていると事実を聞かされるが、その様な人々はコレを読んでどう思うのだろうか
しかし人間とは恐ろしい生き物だ。自覚、することで自制出来る事もあるのでは?
2010.6.11記述
このタイミングで読んでいいのやら。