全く新聞を読まない
ジェットコースターの毎日で
TVはいつも偶然。
どうやら深夜にもサンダンス特集を
やっているらしく
ゆうべも2時半まで観てしまった。
「ボスニアの青い空」(ポーランド)
私が旅した97年。
途中、戦禍のボスニアに向かう日本人とイタリアで知り合った。
旅のニックネームはもちろん「ボスニア君」。
私がまだ旅の途中に『無事ボスニアを旅することが出来ました』と長岡の実家にエアメイルをくれた。
香田君のようになるかもしれない情勢よりはましだったかも知れないが、今彼はどうしているだろう。
長旅をしていると、同じ人物と偶然異国の街角で会うことも珍しくないが、グラナダのフラメンコを見に行ったときに知り合った早稲田のカップルが、そのボスニア君の後輩だったときには驚いた。
そのカップルは旅が終わったら中退しようとしていたが今何をしているだろう。
さて映画。
舞台は戦禍のまっただ中のボスニアにユニセフを偽ったノルウエー中年男性が、これまた臓器売買(世界ではきっと大きな問題なんだろうな)に荷担すべく戦争孤児を連れて行くストーリー。
ご想像通りその戦争孤児との間に通じるものが芽生え、臓器売買の悪徳団体から命をねらわれるようになるのだが。
なにが残念だか上手く説明できないが、英語だったのがつまらない。
あの戦争にはやはり民族対決が背景にあるわけでボスニア・クロアチア・セルビア語のいづれかを使うことによって命がなかったりしたわけで…。
宗教色もあまりなかったし主人公のオッちゃんがノルウエー人である必然性はあまりなく。
しかもようやくボスニアから出国できたポーランド、そしてドイツと地続きのヨーロッパという舞台。
私たち島国人にとって「外国」は「海外」。
国境越えてコトバが変わる不思議さをこの映画で出すべきでは…。
たしかに90分で描ききれないのだろうが。少々不満が残る。
今夜は京都の薬師丸ひろ子オススメの「羊の啼き声」(アルバニア)。見れるかな。
さて今日はK宅でりっちゃんとそのご両親に一日可愛がられた周。
おばさんは定年まで勤め上げたキャリアウーマン。仕事の楽しさを分かち合えるのが嬉しく尊敬する女性。おじさんも長岡の景色を版画に。かつて東山連峰を刷った心にしみる年賀状を頂いてから、いつか余裕が出来たとき弟子入りさせていただこうと思っている。
咳もだいぶ減ったみたい(薬が効いてるの?環境の変化?私の心の平安?)。
ほんとうにありがとうございました。
あまりの興奮とハピネスで昼寝も短かったらしいけど家に帰ってきてネンネと思いきや、でない乳首を小一時間ちうちう吸ってウトウトするが眠らず。シャワー浴びて気管支拡大のパッチを貼って、やっと8時定時に就寝。明日は無事に保育園復活かな。
しゅうままも黙々と仕事を片づけた。今日は上毛新聞(群馬の地方紙、初めて知ったよ)の「ようこそ!越後路」なる企画広告のひとマスの旅館広告を。
名古屋出身大阪でアジア雑貨を営むバイク仲間スーリアカナイ(女)さんから「ういろう」のレシピが届く。
なんだか失敗が少ないらしいので週末トライしよかな。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
珍しくゆうべのブログに書いた京都のおばあちゃんが亡くなられたと、帰宅して聞かされた。本日お通夜。私と周の気持ちは今、京都紫野にいますよ、おばあちゃん。お疲れさまでした。周のルーツの大切な人。年末は何日か周と一緒に過ごすことができて本当に良い思い出になりました。
そしたら今、うちのばあちゃんが「泥棒!泥棒!」と騒ぎだした。びっくりした!ちょうど両親がダンスのレッスン(それぞれ違う団体のようで…)から帰宅したのを見計らって訴えてきて大騒ぎ。以前も一度あったらしいが。
道歩く人に車のライトが当たり障子に映ったのを怖がっての騒ぎ。安心させに行くが今度は周が泣き出した。なんだかやっぱり今日もジェットコースター。