母のストレスはストレートに子に届くのか。午後3時。携帯が鳴る。保育園。<br><br>「咳がひどくゼーゼーしているので、お母さんお仕事中で大変恐縮ですが、早めのお迎えとお医者さんにかかるようお願いします」…‥。ちょうど段取りついてあと一時間。早退させていただく。<br><br>熱もなく食欲もあり元気だけど、ゼーゼーがヒドイ。かかりつけの医者がGWの長い休みを終えて今日からだったからセーフ。5日に出た熱も引いたけど、後味悪かったし一度診てもらわなくてはと思ってた。<br><br>午後の診療時間は新生児などの健診や予防接種も行っているのだが、玄関にプラダの靴。(早速チェック。なんだか目聡い自分ガイヤだ)狭い待合室に不似合いな(余計か)グッチだかなんだかのデカイ鞄。20代中盤のママがふたり赤ちゃん抱っこしているぞ。<br><br>明らかに健康なオーラ。他はヒエピタシートをおでこに貼られてぐったりする子、仕事を早退して(制服来てる)おんぶの子と2歳くらいの兄弟連れた疲れたママ。ばあちゃんが連れてきてる子、と具合悪いオーラだらけの中に異色なそれ。<br><br>すると、おもむろに待合いベンチにそれぞれの赤ちゃんを並べてデジカメ撮影会をおっぱじめたのだーーー。びっくりしたぞ。<br><br>それはさておき。<br><br>喘息?アレルギー?採血と吸入だ、と「き●たま小さい」と言い放ったO先生。連続9連休どこにいってらしたのだろう。(余計なお世話だね&柴犬のオーナーらしく診察デスクにいっぱい写真!!)<br><br>先日の点滴より可哀想!ぶっと〜い注射で大量の採血。周は痛いというより恐怖、で大泣き。吸入も泣いて意味ナシ(だよなーあれじゃあ)。検査結果は一週間後。<br><br>「先生、部屋が汚いからですか?」「関係ないてぇー」とは言ってたけど、家に帰って色々読んでみるとダニ・ホコリが気管支に…ストレスが原因のことも…<br><br>とにかく現実を。今回は用意周到に「病後児保育」の為の診断書を書いていただく。薬も飲み薬の他に体に貼る気管支を広げる液が浸透するというパッチ。<br><br>早速うちに帰って病後児保育の保育園に予約の電話すると「実はおたふく風邪の子も明日預かるんですが、お母さんさえそれをご了承いただければ、こちらは大丈夫デスよー」。おたふくの子とそのママもきっとすごーく大変なんだろうが、立て続けにまた病気にさせる環境に周を連れていけない。(嗚呼、病後児保育!先着4名様。しかも先着が重病の場合意味がない!その子と同じおたふくだったら「はい!よろこんでお願いします」だったのに)<br><br>もう一軒の病後児保育園はさんざん保留のメロディ聴かされた挙げ句、前保育園に比べたら極端に愛想のない声で「今週はいっぱいです」となーー。<br><br>母は葛藤する。咳だけで元気だし…いつも通り保育園に…薬の処方書(保育園指定)は忘れちゃったし…オロオロ<br><br>ふと思いつく。りっちゃんの長男もたくさん病気して大変だったと話していたのを思い出しメールしてみると、やはり幼稚園入ってたくさん病気もらってきて入院したり喘息と診断されたりしたらしい。<br><br>しかも!明日一日りっちゃんとりっちゃん母とが(親友の実家)面倒見てくれると電話をくれたのだ。嗚呼。その名の通り、周りに恵まれた周。ありがとう。<br><br>ちほちゃんちの子もやっぱり気管支炎と診断された時期もあるとのこと。決して特別ではない、と。ただし一歳になったばかりの周にはツライだろう。ごめんね。<br><br>しかし。毎日がジェットコースター。<br><br>94歳のおおばあちゃんは「う●ちがでないー」と言ってはキチンとポータブルトイレにしてある毎日。最近食材がそのままの形になっていることがあるので以前より気を遣います。周とおおばあちゃんと家族と3種類です(いい加減ですが)。都合の悪いことは聞こえず、とマンガに出てくるようです。オロナインの大瓶をすぐに無くしてしまいますが紙おむつはもったいながって変えません。周を見るたびに「かわいそうに」と言います。早くお迎えが来て欲しいと言いつつ、体調を崩すと死にたくないと言います。京都の93歳のおばあちゃんは元気だろうか。大正生まれは気丈な女ばかりです。